ベルギービール

気に入ったものがあると何でも本物というか本流または逆にレア物へのこだわりを見せるのが自分の癖なのだが、お酒の世界ではここ数年ベルギービールにハマっている。
きっかけはたしか仕事で行った富山のある居酒屋。もう10年以上前。当時日本酒に凝っていて珍しい地酒を味わっていたのだが、その店においてあったビールがヱビスベルギービールのシメイだけ。ということでちょっと興味を持ち注文してみたのだが、それまでのビールのイメージを覆すその味に衝撃を憶え、以後ハマっていくことになる。が、今でさえ多少知名度は上がったもののあまり多くは見かけないものである。当時は探すのも一苦労であった。その後、インターネットが普及し、通販などで手に入るようになったが、その数800とも1000以上ともいわれ、それぞれに個性的な味のあるのがベルギービールである。まだまだ奥が深い。
で、ベルギービールについて知るのにお薦めなのがこの本。

ベルギービールという芸術 (光文社新書)

ベルギービールという芸術 (光文社新書)


もともとベルギービールについてはマイケル・ジャクソン*1という人が有名なのだけれどその人の著作などを訳したのがこの本の著者。
この本にはベルギービールの種類や楽しみ方の他、ベルギーの歴史なども書かれている。しかも新書版なので安価で読みやすいところもお薦め。

*1:歌手じゃないよ