台湾旅行5日目

日本に

帰ってきました。
残り2日分を書きます。

今までで一番おいしい朝食

7時起床。ホテルの近くの店で「海鮮粥(75元)」を食す。エビ3尾・貝・タコ・カニなどが入っていてなかなか美味。

高雄での移動は

台北と違い、MRTがないので、バスでの移動が主になる。ホテルから駅まで離れているため、一旦駅までバスで移動することにした。大きいバス停では電光掲示板があり、およその待ち時間が表示されていた。目的のバスはあと20分程掛かるようなことが書いてあり、そんなに待つのかと思っていたら意外にも5分程で来た。この表示の意味っていったい何?
高雄は見所が散在しているので、とりあえず「左營蓮池潭」と「國立科學工藝博物館」、時間があれば「打狗英國領事館」を見ようと思う。
駅のバスターミナルで10回分の回数券を購入した。
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ちなみに市内バスは12元、台北の15元より若干安い。

蓮池潭散策

まずは蓮池潭へ向かう。バスによっては車内に電光掲示板のないものもあるが、ほとんどの場合はあるので、何とか降りる場所はわかる。
降りて目の前に龍虎塔を発見。
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池の中に建っている7階建ての塔で左の龍の口から入り、右の虎の口から出るそうだ。
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龍の口から入るとおじさんが一人立っていた。ガイドブックに「10元のお布施を払う」と書いてあったので、「ここで払うんだな。」とつぶやくと、「気持ちです。」と日本語で言われた。ちょっと意表をつかれたが、「おう、そうかそうか」とお金を払う。
塔の中は螺旋階段になっていた。各階で外の景色を見ながら登っていくのだが、さすがに6階まで登るとつらい。平地を歩くときは何ともなかったのだが・・・。
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7階は柵があり、登れないので一旦降りるが、更に隣の虎側の塔をやはり6階まで登る。滅多に来られない場所だと思うとつい全部見ようとするところが貧乏性というか何というか・・・。
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塔の上から池を見渡すと、他にも塔やら武将?の像やらが見える。龍虎塔から池沿いに歩き、それらの建物を見学するが、さすがにもう他の塔の上に登る気力はなかった。
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池の北の端の「孔子廟」を見学する。
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ガイドブックにはここから西に出るとバス停があるとのことだが、このときは近くにあるだろう程度の認識しかなく、市場沿いを歩いているうちに東方向へ・・・。
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気がつくと自動車専用道路だろうか、歩道のない大きな道を池沿いにぐるりと廻り、ようやっとバス停を発見。高雄駅に戻った。

更に歩く

駅から科藝館に向かう。バスを降りると既に1時半。「高雄牛乳大王」という店で食事を摂る。「法國全餐(130元)」なるものを頼む。
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法國って何?と思って出てきたものを見るとフレンチトースト。なるほど法國ってフランスのことなのね。同じ漢字でも日本と国名の表示が違うので少しとまどうことがある。アメリカが「美國」と表示されるのは知っていたけど。
フレンチトーストの他にはフライドチキンとフライドポテトがついて、ドリンクは自由に選べたので木瓜(パパイヤ)牛乳を注文する。フライドポテトも食べてみるとジャガイモでなくサツマイモだった。
科藝館では見るものも多く、展示品を動かしたりすることもできておもしろいのだが、とにかく広い。廻っているうちに今までの疲れが出たのか膝が痛くなり、次に領事館を見るとなると時間もなくなってきそうなので、北館のみ見学し、台北駅に戻った。

徒労だろうなこれは

領事館へは西子湾行きのバスに乗る必要があるが、既に出てしまった後。近くの中山大学へ行くバスが来たのでそちらに乗ってみる。時間は既に4時15分を廻過ぎていた。領事館は5時までなので、ちょっと微妙。
バス停を降り、近くの案内板を見ると領事館は約1km?先の岬の反対側、時間は既に4時40分、とりあえず歩き出すが、歩道には犬の例のブツがいっぱいあり、車も多く、気を付けつつ歩いたがあえなく時間切れ。仕方ないので引き返す。
ここで、中山大学周辺の状況を説明すると、付近は港をぐるりと一方通行で廻って大きな道へ戻るようになっている。
降りたときと同じバス停で待っていればいいものを、その先の対面交通の大きな道が見えたため、そこまで行こうと歩いてみた。ところが、バス停を探しながら途中で曲がり、緩やかなカーブの道を歩き、ついた先は・・・元の中山大学前だった。
結局、そこからバスに乗り、高雄駅まで戻ったが、その間約2時間、無駄に終わってしまった。

とにかく

高雄については、

  • 「道が広すぎて歩行者に優しくない」
  • 「交通マナー悪」
  • 「バスわかんね」

などということを愚痴をたれながら歩いた印象が強い。今年か来年には地下鉄もできるようなので、その際はもう少し動きやすくなると思う。
昨日と同じネットカフェに行き、日記を書いた後、ホテル近くまで戻る。
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ホテルの前の百貨店をぶらついた後、食事をしようと昨日と同じ通りに出る。既に10時近くになり、閉まっている店もあったが、「羊肉」の文字がある店に入る。ここで「羊肉飯(60元)」「羊胆湯(50元)」を食べ、本日の食事は終了。
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部屋に戻り、就寝。